2013年度末の活動終了に向け、残された支援金を優先順位の高い順に配分。
運用資金に限りがあるので、昨年支援した団体のなかでも、今年度は支援の必要がないと判断された支援先には本助成金を配分しない。
緊急予備予算を100,000円確保し、年度末まで持ち越した金額は支援団体のいずれかに寄付し、使い切る。
米崎小学校仮設住宅自治会 100,000円
2年が経ち、いくつかの家族は仮設住宅から離れていった。
じょじょに解散に向かう仮設住宅だが、この集団生活の中で育まれた貴重な思い出も多い。
そこで、仮設団地の自治会長が撮影してきた記念写真を中心に、
住人の方々が「記憶」として携えておける写真を公開、プリントをするイベントを開催したいとのこと。
本助成金100,000円は、その会場の設置準備費用や、各戸最大L版50枚までのプリント費用補助費となる。
プリントは地元の業者が特別価格で請け負う。
イベント開催は2013年6月9日を予定。
竹駒小学校 150,000円
継続的に卒業式、入学式の写真費用などの支援をしてきたが、
これから先もしばらくは財政難が続く。
みんつなの活動終了後も、本小学校の使える予備予算を残しておくことで、
今後の2~3年間の写真プリント費用に充てて頂く。
きっぴんキッズ 200,000円
のびのび子育てサポーター・スマイル 600,000円
上記2つの団体は、大船渡を拠点に、子育てをしている親の支援をしている。
週に1~2度、保育所のような場を設け、親と子の問題解決にあたっている。
どちらも支援内容は似ているが、対象としている年齢層が違うため、
このふたつが同時に機能することによって、地域の子育ての補助が行える。
当助成金は会場費、お菓子類などの雑費、遠足などのイベント費に充てられる
認知症に優しい地域支援の会(陸前高田) 150,000円
認知症の人と家族の会(大船渡) 150,000円
どちらも認知症を家族に持つ方を支えるための団体であるが、
震災後、復興関連団体に支援金が集中し、他の団体への助成金が減った影響を受け、
活動の縮小を余儀なくされていた。
昨年度と同じく、助成金はワークショップや出張カウンセリングなどの開催費用に充てられる。
スマイル番屋「環」 150,000円
継続的なボランティアの受け入れ、地域のお母さんたちの雇用創出、語り部の活動など。
少人数での活動のため、大きな助成金はもらえず、生活を削りながら活動を続けていた。
本助成金は、特に使用目的を限定せず、日々の様々な雑費に使用して頂くことで、活動の継続を支援する。
緊急予備予算 100,000円
支援団体のいずれか、もしくはみんつな自体が緊急で資金が必要になった時のための予備予算。
年度末まで持ち越された場合は上記団体のいずれかに寄付する。
雑費 19,032
振込手数料など。
こちらも年度末まで持ち越されたものは上記団体のいずれかに寄付する。